ゴシックホラーアクション【アンダーワールド】の続編。
前作では主人公のヴァンパイアの女処刑人セリーンと、不死の始祖の末裔にして、ヴァンパイアとライカン(ここでは狼男の意)の混血種となったマイケルの恋を軸に描かれていましたが、今作ではセリーンの過去と、ヴァンパイアとライカンの始祖に焦点が当てられています。
実はヴァンパイアの始祖とライカンの始祖は兄弟で、始祖に近いライカンは制御が難しく、一度狼の姿になってしまうと元の姿に戻れない上、噛まれた者たちはライカンになってしまう。その爆発的な脅威を恐れたビクターによって、ライカンの始祖ウィリアムは捕らえられ、ある場所に封印をされた。
ウィリアムの封印を解こうとするヴァンパイアの始祖マーカスは、前作でビクターを倒し、マイケルと逃避行を続けるセリーンを執拗に追い続ける。セリーンの失われた過去とは?始祖を倒すことができるのか?
そんな話なんですが、観ていて思うのが、日本人と欧米人では
吸血鬼のイメージって違う
なあってこと。昔はオールバックの紳士というのが共通のイメージでしたが、最近では日本は色白な美形、欧米では仮面ライダーに出てきたコウモリ男のようなイメージが強くなってきているように思います。
作品的にはオーソドックスなホラーアクションですが、情報がテンポ良く小出しにされ、適度にアクションがあるため、無理なく楽しめます。激しいスプラッタシーンもないし。ちょっとしたのはあるけどね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(前作観なくても平気な作りになってる辺りも良い。ただ、前作観てからの方が面白いと思う)
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