【ほぼほぼパラノーマル】

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デーモン、ブレア・ウッズ、ペッパー、ブロック、ダグの5人組は、世界各地で発生する”パラノーマル”的な現象を調査するスペシャルチーム。

魔女撃退や幽霊退治やモンスター探索など、彼らの”笑撃”的活動が記録されたビデオが発見された!

シネマトゥデイより。

【SCARY MOVIE】の流れかと思ったら、もっとグダグダでした。

最近はオリジナルのホラー映画自体がふざけ気味なので、そんなに面白くもないし。

元ネタのメインは、『パラノーマル・アクティビティ』、『ラスト・エクソシズム』、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』、で、設定が『グレイヴ・エンカウンターズ』という感じ。ただし、

シーンのほとんどがインタビューシーン

のみで、その間は特に面白いことはない。つまり、ほとんどのシーンがつまらない。

また、こういうパロディ作品を観てて思うんですが、せめて作品の年代くらいは合わせた方がいいんじゃないかと思うんですよね。

確かに観ようと思えば過去の作品でも観れる時代ですけど、先にパロディを観てしまったら、『これなに?』ってなっちゃうわけだし。

多分、モキュメンタリーで統一はしてるんでしょうけど、『ラスト・エクソシズム』や『グレイヴ・エンカウンターズ』を観ている世代って、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』とか知っていても、観てないと思うんですよ。

その上、前述の通り、『グレイヴ・エンカウンターズ』のパクリのような設定なんですが、『グレイヴ・エンカウンターズ』自体が真面目に撮っているのに笑われてしまう作品なので、それを滑稽にしても微妙な感じにしかならないし。

せいぜい面白いと思うのは、リーダーのデイモンが無駄に露出が高く、寒そうな格好でカッコつけてするオーバーなリアクションくらい。

ラスト付近の展開も説明がいっさいないので、意味がわからない人続出です。実際、なんであんな事になったのか、わかりません。

その上、何度か場面転換するんですが、その重ねがけみたいなオチは意味あるのかというくらい謎。

なんで、不思議の国のアリスになったのかも意味不明。

普通ならネットで酷評されてても、なんとなく感想になるんですが、この作品の場合は意味がわからな過ぎて、コメントが出来ないんですよね。

エンドロール中の双子のトークや、デイモンが怒ってるシーン、ペッパーのインタビュー、全部必要なのという内容だし。

夜中に観てもつまらなそうな映画でした。

オススメ度(10段階)……★
(これを松竹が出しているという事実がさらに酷い)

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レビュー
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