子供たちのサマーキャンプを明日に控え、山奥のキャンプ場を訪れた4人の指導員。
準備も終わり夜も更けてきた頃、突如指導員の1名が狂暴化し、奇声を発しながら他の3人に襲い掛かる。
皆で押さえつけようとするが、その瞬間ふいに平静を取り戻す。
不思議がっていると、また別の人物が突如狂暴化し…。
シネマトゥデイより。
ちょっと変わった感染系ホラー。子供たちのサマーキャンプの準備に来た4人の若者。
前情報なしにオープニングを見たら、マンハントものかと思っちゃうシーンでスタート。
近くには頭のおかしそうなドラッグ中毒がいるし、ウィルとアントニオの男ふたりは女の子のことで揉めあってる印象。
その女の子たちミシェルとクリスティも、お嬢様で文句の多いクリスティにミシェルがイライラしている様子。
そのミシェルも問題を抱えてるみたいなんですけどね。
準備を進める中、管理人のおっさんが犬が狂犬病らしいと警告しているにもかかわらず、ウィルが撫でようとして噛まれます。
どれだけバカなフラグゲッターなのかと。
しかし、噛まれたウィルではなく、アントニオが黒い液体を吐いたかと思ったら襲い掛かってきます。
以降は
襲う側と襲われる側が入れ替わりながら、原因を探っていく
という流れ。
ジャケットだとバトルと書かれてますが、バトルというよりは鬼ごっこに近い気がします。
タッチされたら鬼が変わるというわけではなく、元々知り合いなので襲われる側はやり返すわけにいかないので。
特に面倒くさいのが襲ってる間もモンスター化した相手には知能もあるし、記憶があるくせに、元に戻ったら何をしていたかは覚えてないというところ。
さんざん名前を呼びながらドア叩いたり、人殺したりしてたのに、しれっと「これ、私がやったの?」とか言う始末。
ゾンビになったり、人間に戻ったりする作品は、【異骸】というマンガがあるんですが、やっぱり人間に戻った時に揉めるんですよね。
こういう展開の作品って、感想からも本当の人間性が垣間見えるような気がします。
個人的には『パンケーキ』の方の【キャビン・フィーバー】と同じ臭いを感じましたし、色々と穴が感じられましたが、結構楽しめました。
にしても、なんで言うこと聞かない子供って不快感が跳ね上がるんでしょうね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(ジャケットや予告編がハードルを上げているので、物足りないと感じるかもしれません。)
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