【ラプチャー -破裂-】
クモが嫌いなシングルマザーのレネーは、知らない男たちに拉致され不気味な隔離施設に連れていかれる。
そこで目を覚ました彼女は、被験者が最も嫌う物を与え続けるという異様な人体実験の被験者にされてしまう。
拘束されて体を動かすことができない中で、執拗(しつよう)なクモ責めを受けるレネー。
恐怖と絶望のうちに、彼女の肉体は思わぬ変化を見せ始め……。
シネマトゥデイより。
あらすじが結構ネタバレしてるので、ほとんど書くことがない作品。
言葉通り、蜘蛛が死ぬほど苦手なシングルマザーが拉致され、強制的に蜘蛛への恐怖を与えられる話。
一応、なぜそんなことをされるのかは作品中で語られますが、目的と手段のギャップが激しいです。
実験自体は大規模に行われている割に、施設は何かの廃研究所みたいなところで、セキュリティも雑。
廃工場と書くのが普通なんでしょうが、小さい部屋が多いので、工場っぽくはないんですよね。
拘束されたレネーは、持っていた工具であっさり抜け出し、当たり前のようにダクトへ侵入。
ダクト内を移動しまくると、他の部屋でも実験という名の嫌がらせが行われている様子。
途中で見えた駐車場にはたくさんの車が停まっていて、実験の規模の大きさを示してました。
その割にはスタッフは6人くらいしかいないようですが。
一度屋上には出られたものの、外に逃げることが出来ず、バレそうになって自分が拘束されていた部屋に戻ります。
ただのシングルマザーのくせに、スパイのようにダクトに入ったり、さんざん動き回ったのに、元いた部屋にすぐ戻れるとか芸達者過ぎ。
そして、バレないようになんでしょうけど、再び自分を拘束して情報収集しようとするんですが、女性スタッフの変化に驚くハメに。
なんとか逃げ出すんですが、結局捕まり、彼らの目的を聞かされるという展開。
というか、あらすじ部分を補足する感じで書いたら、あとは身体の変化と後日譚となるラストしかないようなものなんですけどね。
正直な感想としては、
内容に対して、時間が長い。
ただ、冗長という感じではなく、内容が薄い印象。
オススメ度(10段階)……★★★
(ジャンルとしては、SFホラーですが、あんまり恐怖は感じません。)
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