【プラトーン・オブ・ザ・デッド】

スポンサーリンク

第三次世界大戦が勃発する遠い未来。今回の人類最大の敵はゾンビだった。ある日、海兵隊が任務中に増殖したゾンビ軍の奇襲を受けてしまう。生き残った3名の兵士はピックアップ地点へ向かう途中、空き家に3人の女性が隠れているのを見つける。救助隊が来る明朝まで泊めてもらうことになるが、そこにはゾンビ軍の恐ろしい罠が仕掛けられていた…。

公式より。

戦場でゾンビに襲われ、元の仲間に襲われるタイプのゾンビものかと思ったら、なんか変な設定。

しかも、序盤から二等兵の前に百舌のはやにえでもないのに、立った状態で腹に枝が串刺しになってる仲間が。

どうしていいかわからない二等兵に、嫌がっているのに罵倒しながら抜けと言ったかと思うとうめいてやめさせ、枝を折ることを勧めてもやっぱりうめいてやめさせます。

しまいには楽にしてくれと殺すように頼みますが、そんな状態で二等兵に『腰抜け』というセンスが謎です。殺すのに銃を使うんですが、それがまた謎の光線銃。

撃たれて死ぬと全身が消滅するというゲームのような銃ですが、威力がすごく不安定。当たっているのに怪我もしなかったり、逆に腕が吹き飛んだり。

死ぬと全身消えるのに、当たっただけだとその部分が消えないという謎の技術です。

その後、ワンレンですぐブレる隊長、命令無視や口答えを平然とするジャイアニズムなベテランと合流するんですが、兵士たったの3人って……。

また低予算でリアル無視かと思ったら、単に作戦中に奇襲を受けて、それだけに減ったということらしい。

ピックアップポイントに向かう途中で見つけた家で、隠れていた女性3人を見つけ、休ませてもらうことになるんですが、ゾンビが来たり、揉め事起きたりトラブル続き。

途中、6人とは関係ない太ったおばさんが子供と女性のゾンビに襲われて食べられるシーンがあるんですが、食われているのにリアクションが異常に薄いです。

そんなグダグダなことになるなら、別にそんなシーンいらなかったんじゃないかと思うんですが、何を表現したいのかすらわからないので、必要性すら思いつきません。

必要性の謎さで言えば、二等兵がちょくちょく悪夢を見るので意味があるのかと思えば特になし。

クライマックスも説明的な台詞で真相を伝えてくれるんですが、その後の言動が矛盾だらけなので、色々と破綻しています。

観終わって面白いと思ったのは、

『ゾンビが脳を食べるのは
知識を吸収するため』

という推測。

知能が高くなってきていることに対する推測なんですが、そのとんでも理論だけはちょっと面白かったです。

逆に言えば、それ以外は観る価値のない作品。ラストも結局放り投げてたし。真面目に作ってるのに、つまらない作品はガッカリ度が増しますね。

オススメ度(10段階)……★
(ヒロインが綺麗とかいう救いもない)

blogram投票ボタンにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

《関連リンク》

レビュー
スポンサーリンク

コメント

  1. しーど より:

    うわっ
    この映画日本上陸したんですね。最低。
    こんなのにお金を使わせちゃってごめんなさい。
    一体どうやってこんなド素人映画が海を越えていったのか・・・

  2. enta_mattari より:

    >しーどさん
    コメントありがとうございます。
    ど素人映画でも、数撃ちゃ当たるというのが
    日本のB級ホラー配給会社のビジネス
    スタイルです。
    おにゃんこクラブや、AKBも同じような
    コンセプトですしね。

タイトルとURLをコピーしました