【見える子ちゃん】
ある日突然、霊が‟見える”ようになった女子高生・みこ(原菜乃華)。
ヤバすぎる霊たちに囲まれたみこが選んだ生き残り術は、まさかの「見えていないフリ」。
親友のハナ(久間田琳加)に霊が憑いても、同級生のユリア(なえなの)に見えることがバレそうになっても、ただひたすらに全力スルー。
しかし、産休に入る担任(堀田茜)の代理として遠野先生(京本大我)が赴任してくる。
何やら異様な霊が憑いている遠野の影響か、ハナの様子に異変が生じついには倒れてしまう。
ハナを助けるため、みこはユリアや昭生(山下幸輝)と共に遠野の謎を追ううちに、驚くべき事実を知ることに。
果たして、親友を救い、文化祭を無事に迎えることはできるのか――。
‟見えていないフリ”を貫いてきたみこが、ついに「無視できない」恐怖に立ち向かう!
公式より。
泉朝樹の同名コミックが原作のホラーコメディ映画。
主人公は霊が見えるようになった四谷みこですが、文字通り見えるだけで何かできるわけじゃありません。
霊は見える相手に反応しやすいので、対抗策は見えない振りのみ。
その辺りの基本コンセプトは同じなんですが、
映画は原作、アニメとは別物
という印象。
ストーリー的には原作の前半を改変して、オリジナル要素を加えた感じでした。
オリジナル要素としてキャストに誰?っていう男子生徒がいたので、また恋愛要素かと警戒しましたが、特にそういうわけでもなく、正直必要だった気はしません。
オリジナル要素を増やして詰め込む必要なかったんじゃないかなという反面、霊のグロさがなくなっていたり、原作コミックで割と大事な要素を削っているので、オリジナル要素がなければないで物足りなかったかもとは思います。
そういう意味では原作コミックやアニメから入っていなければ、これはこれで楽しめるんじゃないかと思います。
キャストに関しては、主人公の見える子ちゃんこと四谷みこ役の原菜乃華はじめ数人はかなり雰囲気も合っていて似ていましたが、実写だしねという程度。
ただ、親友の百合川ハナについては外見的な似てる似てない以前に、キャラクターが別物過ぎて、困惑するレベル。
なんで、こんなキレキャラ?みたいなことになってるし。
多分役者の演技がどうってことではなく、こういう指示なんだろうなと感じたので、ちょっとかわいそうな気がします。
原作の相違点として気になったのが神社の扱いと、ゴッドマザーが出てこないこと。
神社に関しては実写で撮影する際の立地上の問題があるんでしょうが、街中にあるので霊への対抗手段のないみこをある意味助ける山の神が出てきません。
ゴッドマザーに関しては、いないと事情通がいないし、ハブとなる人物がいなくなるという意味で今後の展開は厳しそうな気がします。
そのため、続編は期待しづらいんじゃないですかね。
それでも見える子ちゃんの対抗策が見えない振りしかないことや、ビジュアル的におとなしめになっていることで観やすくなっているので、ホラーが苦手な人たちがちょっと怖い映画を観たい場合なんかにおすすめ。
映画を観て怖さが足りないと思ったら、原作コミックもおすすめです。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(感動もします)

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