事故によって、愛する夫と身ごもっていた子供が亡くなってしまったジェサベル(セーラ・スヌーク)。
絶望に打ちひしがれる中、彼女は父が暮らしている家へと戻る。
亡き母が自分のためにと残していたビデオテープを見つけ、それを再生しては母娘の懐かしくて楽しい思い出に浸っていたジェサベル。
しかし、ビデオ内で母が予言していた不吉な出来事が実際に起こるようになる。
次第に恐怖に駆られていく彼女だったが、その原因として過去のある事件が浮かび上がってきて……。
シネマトゥデイより。
【SAW6】と【SAW FINAL】の監督だったケヴィン・グルタートと、【パラノーマル・アクティビティ】のスタッフが手を組んだホラー。
キャストはというと、ぶっちゃけピンと来ません。元々、キャストや監督、スタッフで映画を観ないんですが、見たことのある作品には出ていても思い浮かびません。
脇役の中にもピンと来る人がいないようです。
そんな状態なので、予告編を見て興味が沸いたものの、それほど期待はしていなかったんですよね。
勘が鋭い人なら違和感と伏線で、早い段階で真相にたどり着くとは思いますが、それを踏まえても面白いと思います。
ヒロインにとっては不条理な話なのと、開始数分で死んでしまう夫がかわいそう過ぎますけどね。
【SAW】の監督ということだけ聞いていたので、怖がらせ方もグロいのかと思ったら、そうでもないのが好感的。
むしろ、ジェームズ・ワン同様、欧米では珍しい精神的に訴えてくるタイプと言っていいんじゃないかと。
逆に言えば、何がしたくて出てきているのかわからない女に襲われるシーンとかは、
泥レスしているようにしか見えない残念さ
で、物質的な恐怖はダメな印象を否めませんでした。
一応、ネットのレビューでは、意外と低評価の人も少なくないことを付け加えておきます。
高評価にしろ、低評価にしろ、こういう映画にどこまでのレベルを求めてるのかという気がしなくもないですが。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(ヒロイン不幸過ぎ。)
ジェサベル *セルBD [Blu-ray]
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