ゾンビのDNAを操作し、死者復活の研究を大学内で密かに進めていた一人の教授。
だが、実験に失敗し死人はより進化した“超人類”(ハイパーザピエンス)のゾンビとなって復活してしまう。
次々と生徒たちを襲い血肉を貪り増殖していくゾンビ。生存者救出とゾンビから摂取した血液で、抗体ワクチンを作ろうと考えた政府は部隊を派遣。
決死の戦いを繰り広げるがなんと蚊を媒介して感染するものも出できてしまう。
果たして感染をくい止め、無事脱出することができるのか!?
goo ブロードバンドナビより。
前作の数年後らしく、複線的に設定が続いてます。
ただ、さすがに不評だったのか、前作の『斬新』なカットインや、無駄にマトリックスのようなアクションはなくなりました。
むしろ、低予算のB級ホラーの典型のような作りになっています。おもしろいのに残念な感じもB級っぽいです。
今回の主な舞台は大学。アホな教授のおかげでゾンビが発生してしまい、部隊が派遣されるというシチュエーションですが、意味がわかりません。
昨今のゾンビ映画でこっそり定番化しているゾンビとしてのランク。オリジナルがいて、襲われるまでの世代によって、徐々に能力が劣っていく設定。
この作品だとゾンビの体液からワクチンを開発出来るらしく、オリジナルのゾンビから体液を回収するのが目的。
主人公たちのことを説明するためのシーンが終わって、大学へと進んでいる最中、ゾンビに遭遇。武器持ってるのに何故か格闘。
格闘担当なのかなと思っていたら、倒したものの怪我して感染。
ただの馬鹿でした。
その上、救護担当らしいヤツに噛み付く始末。
そんな精鋭とは思えない10人程度の部隊が、ゾンビが発生している大学内を右往左往するだけの映画なんですが、意外に飽きないので不思議です。
ゲームの【バイオハザード アウトブレイク】をVシネマで撮るとこんなかなあという印象なので、酷評するほど酷くはないと思います。
いや、ツッコミどころは満載なんですけどね。
オススメ度(10段階)……★★★★★
(過度な期待をせずに観れば、そんなに悪くないはず)
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