チャーリーは学園のアイドルエイミーをゲットして絶好調な毎日。だが、その幸せも隣に越してきた男ジェリーにかき消される。
なんと、隣人ジェリーは『ヴァンパイア』だったのだ。
疑いもしない母親とエイミーのために、チャーリーはジェリーの家に潜入し、美女が餌食になる決定的瞬間を目撃する。
だが、誰にも信じてもらえない彼は、苦肉の策として、ヴェガスのショー『フライトナイト』のヴァンパイア・スレイヤーとして知られるマジシャン、ピーター・ヴィンセントに助けを求める。
しかし、彼にも一笑にふされてしまう。
そして、正体を知られたジェリーの容赦ない攻撃が始まる。家は破壊され、母親も重傷を負うなか、次の標的となったのは恋人エイミー。
いま、愛する彼女を守るため、チャーリーと最狂ヴァンパイアの壮絶な戦いの夜が幕を開ける。
公式より。
11月に試写で観せていただいた作品。試写会も終わっていると思うので、そろそろ解禁してもいいかと。
もう25年以上も前の作品【フライトナイト】のリメイクですが、かなり現代チックに仕上がっています。
表現方法もオリジナル当時では考えられなかったCG表現も可能なため、画面から外す必要がなくなったりして、かなり派手になりました。
とあるシーンで、「それ残っていいのか?」というシーンがあるのはご愛嬌。
オリジナルの【フライトナイト】は、オカルトに児童文学を足したような感じの作品でしたが、リメイクの【フライトナイト/恐怖の夜】は明らかにティーンズドラマを観るような世代向け。
それこそ、「トワイライトの見過ぎ」というセリフでもわかる通り、10代後半から20代中盤くらいまでがターゲット層なんでしょう。
そのため、恋愛的要素が強まるんですが、イモージェン・プーツ演じるエイミーが学園のアイドルなのに、凄い一途で可愛い。序盤のチャーリーには本当にもったいないです。
序盤というのがヘタレだからと思うかもしれませんが、主演のアントン・イェルティン。映画始まった直後と、ラストでは別人のような外見です。
わざとなのかわからないんですが、序盤では垢抜けた青年という割に、なんかデコっぱちの芋兄ちゃんという感じなんですが、中盤くらいから引き締まってカッコ良くなります。
ソバカスだらけっぽいのがなくなったり。、激しくデコという感じがなくなったり。本当に不思議です。
また、『ヴァンパイア・キラー』のピーター・ヴィンセントと、ジェリーには因縁がある設定な上、コリン・ファレル演じるジェリー、デヴィッド・テナント演じるピーターがやたらと肌を露出していてセクシーです。
きっと、映画系のナマモノ好きな
腐女子が薄い本を出しそう
な勢いです。というか、そういうのが好きな人には絶対に『ジェリー×ピーター』に変換されそうです。
こんな勧め方をすると、純粋な映画ファンや、俳優ファンに怒られてしまいそうですが。
とりあえず、オリジナル至上主義な人は、カメオ出演しているクリス・サランドンを探してください。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(正月にヴァンパイア映画はどうかと思いますが、提灯抜きで面白かったです)
《関連リンク》
コメント
「ジェリーxピーター」いいですね♪
薄い本はちょっと無理なんで薄い記事を出してみようかな?笑
オリジナルを見たのはすごい昔なので内容はまったく憶えてません。泣
ディスタービアみたいで新鮮でした。
本当にもうジェリー×ピーターにしか
見えないのです。昔付き合ってたDVの
彼の発言としか思えないようなセリフとか。
そして、不具合で退会させられ中だったり
します。
『トワイライト』に被せてるだけでしょうね~
(^_^;)
ついでに過去作の『フライトナイト』に被せたら
更に集客力アップするだろうと‥
(^_^;)
ただ、我々からしてみたら過去作の『フライトナイト』だって、リメイクする程大作だったかな~?
って印象です‥
アメリカ人は、ホントにドラキュラとゾンビ好きですよね‥
>こうじぃ.さん
コメントありがとうございます。
退会したIDから復帰したのに全然感想書いて
ません。もう今年はあきらめて、来年頑張る
予定です。なんか今年は震災以来、やる気が
上がらず、ストレスだらけの1年でした。
最近、アメリカ映画は振るわないので、
ティーンズ層の取り込みに必死なんだと
思います。去年面白いと本気で思った作品って
思い返すと、ほとんどスペイン系の作品
でしたし。
【フライトナイト】の1作目は当時からしたら
傑作で、変身シーンとかすごかったのと、
カルトな人気がかみ合ったので名作と言われて
います。ただ、続編があまりにもだったので、
1作目の評価も下がっていった不遇の作品でも
あります。
本当にアメリカ人は吸血鬼やゾンビ好きです
ね。死霊系は姿見えないの多いし。