【ダークハウス】
幽霊屋敷として知られる廃墟で5人の若者が惨殺された。
捜査を担当するルイス刑事(フランク・グリロ)は精神分析が専門の恋人クライン(マリア・ベロ)を現場に呼び、
唯一の生存者ジョン(ダスティン・ミリガン)から事件の真相を聞きだそうとする。
彼の証言では、犠牲者たちは降霊術によって悪魔に殺されたという。
半信半疑ながらもクラインがジョンの話しを聞いていくうち、驚愕の事実が明らかになる…。
公式より。
【死霊館】シリーズや、【SAW】シリーズのジェームズ・ワン制作総指揮のホラー。
日本版のジャケットの紛らわしさに騙されちゃいけない。
監督はウィル・キャノンで、ジェームズ・ワンじゃない。
ウィル・キャノンは、この作品と【血と銃 BROTHERHOOD】くらいしか撮ってないと思います。
ストーリーは、殺人事件が発覚して、その生存者の青年を聴取。
その聴取のやりとりと、青年の語る内容が交互に展開していくスタイル。
元々、幽霊屋敷と呼ばれている建物で起きた事件があり、マーサというメンバーが仲間を殺し、自殺しています。
ちなみにマーサは元々そんなことをするような人物像ではありません。
そんな建物に、幽霊狩りをしている若者たち5人と、若い姿の母親の夢を見るという青年ジョンが入ります。
ちなみに幽霊狩りのメンバーの女性ミッシェルとジョンは恋人で、同じくメンバーのブライアンはミッシェルの元恋人で、ジョンをよく思っていません。
そこで探索をしてみると、儀式の痕跡を見つけ、儀式をすることになるんですが、そこでトラブル発生。
惨劇が起こり、ミッシェルとブライアンは行方不明、ジョンは錯乱して記憶障害、あとのメンバーは死亡します。
で、通報を受けた刑事のマークが屋敷を訪れ、ジョンを発見、マークの恋人らしいクライン博士と聴取を始めるという流れ。
基本的にクラインがジョンと会話をし、何があったのかが描かれていくだけなので、極端な話、現在パートいらないと思うかもしれませんが、追加情報が小出しにされるので必要なんでしょう。
ある情報をジョンが言い出し、マークやクラインになぜ黙っていたのか問いただされるやりとり多過ぎです。
いわゆるサバイバルホラーではないので、メンバーがひとりひとり殺されるシーンがクローズアップされることもほとんどないですし。
結局、メンバーを殺したのは男なのはわかっていても、ジョンなのか、ブライアンなのかわからないまま話が進むのはまあまあ面白いかと。
ただ、ジェームズ。ワンが関わってると知っていると、どこか衝撃が薄れてしまう気もします。
それでも大オチは予想できませんでした。
見終わってもどうしてもわからないことがあるので、モヤモヤが残るかも。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(似た名前がが多いタイトルなので、注意が必要)
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