【着信アリFinal】

着信アリ レビュー
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着信アリFinal

高校の修学旅行で韓国に行くことになった草間えみり(黒木メイサ)は、インターネットで知り合った韓国人の男友達アンジヌ(ジャン・グンソク)に会えることを楽しみにしていた。そんな中、旅行の最中にクラスメートの携帯から聞き覚えのある着信メロディが流れ出す。それは鳴れば必ず死に至る、あの“死の着メロ”だった。

シネマトゥデイより。

堀北真希と黒木メイサのダブル主演で送る【着信アリ】最終作。作品とは関係ないですが、最近、黒きメイサというと、「1,2,3,4,5……ブーン、ブーン」が頭でリフレインしてたまりません。

今度はメールがメインになり、ここでもまた時代の変遷が垣間見えます。

また、今回はメールになったことで『死の予告』にも転送機能が付与され、初めに送られてきた人は転送すれば死なないという条件がついています。

もちろん、人が首を吊る程のいじめをしていたクラスなので、ただ転送させるわけもなく、『死の予告』が届いた相手を閉じ込めたり、携帯を奪ったりと大忙し。

板尾創路演じる教師の木部にいたっては、自分が死なないために生徒から携帯を集めて没収する始末。

本当にメチャクチャな学校です。とんだ修学旅行の思い出になっちゃってます。

本作は前2作と異なり、真相探しは目的となっていなくて、誰がメールを発信しているのかは想像出来ていて、謝りまくるだけという印象。

きっと

人間のエゴによるサバイバルゲーム

が描きたかっただけなんでしょうね。

そんな中、チャン・グンソク演じるアンジヌだけ、天使の輪っかが見えそうなくらいの優しさで、すごく良い人に思えます。

それにしても、この作品の結末はなんなんだろうと思う。サイバー攻撃は韓国のネットユーザーの得意技だけど、それで解決するのは2作目の設定が無視されてるし、根本的に何か違くないかと思う結末。

正直、怖いというより、この子ら仲悪いなって印象ばかり目立つ変な作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★
(シリーズを追うごとに、どんどん尻すぼみになる作品)

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