【28日後……】、【28週後……】を想像させるタイトルとパッケージですが、お察しの通り、ただの便乗タイトルです。
まったく関係ありません。なんの期待もしないでください。
ネタバレが含まれているあらすじ。
ジョンの結婚を前にバチェラー・パーティーのように遊びに出るジョンとクレイグとマットの3人。
特にプランはないと言いつつ、北部の森にあるマットの叔父の家に行くと、叔父はおらず、やけに物がない。
バーで聞いた話だと、マットの叔父だけでなく、住人たちが何人かいなくなっているらしい。
小さな町なので何人もいなくなったなら大問題だと思うんですが、気にしてるくらいで大規模捜索とかしようとも思ってない様子。
そんな雰囲気なので、マットたちは女性客たちと叔父の家でエロいことに夢中です。
たしかジョンが旅行の主役じゃなかったっけというくらい、ジョンはほったらかし。
徐々に何の映画を見てるのかわからなくなった頃、作品の冒頭で現われた工作員みたいな男が博士らしき男の自宅を襲撃します。
作品の冒頭で、何かに感染しているらしい医療用の服を来た女性がふたりの工作員に追われ、きこりに助けを求めたところで殺されるんですが、そのきこりを殺そうとした仲間を何故か撃つという謎展開。
てっきり知り合いか何かできこりと仲間をはかりにかけたのかと思ったんですが、そんなこともなし。
人を殺すのに躊躇したというなら、なんで仲間を撃てるのかが理解できません。
しかも、助けたきこりは女の血を浴びたせいで感染していたらしく、助けてくれた工作員を襲って噛みついてくれます。
その後、工作員たちからの交信が途絶えたことでやってきた別の工作員たちにきこりは射殺されるんですが、それがマットの叔父というわけです。
そして、噛まれた工作員が助かろうとして、博士らしき男の家へと来たという流れ。
やっと話が進むのかと思ったら、住人が少な過ぎてパンデミックも起こらず、ひとりがひとりを襲うという感じのすごく非効率な進行。
症状も、身体が腐っていき、肉を欲するようになるというベースは一緒なんですが、個体差が激しい。
冒頭のマットの叔父なんて、凄い速さで腐っていき、会話も出来ずという状態だったのに、会話をしたり、思考しているやつがいます。
まあ、【バタリアン】レベルの知能だと思いますが。
あらすじだけ書くと、B級ホラーならそんなレベルじゃないかと思うかもしれませんが、
驚くほどつまらない
です。もしかしたら、今年見た中で一番つまらないというか、時間を無駄にしたと感じた映画かも。
捕食シーンもつまらないし、ちょこちょこ無意味に人物紹介代わりのようにエロシーンを入れてくるんですが、そそられもしないし、不快だからやられてしまえとも感じません。
どちらかといえば、心が無に帰っていた気がします。
とりあえず、登場人物の言動があまりにも理解、共感しづらいので、謎だけが残ります。
オススメ度(10段階)……★
(28時間という単語すら出てこない。)
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