ロンドンの地下鉄チャリング・クロス駅で、途方にくれるケイト(フランカ・ポテンテ)。
0:34の最終電車に乗り遅れてしまったのだ。
ところがそこに無人の電車が到着する。
ケイトはその電車に乗り込んでしまうが……。
シネマトゥデイより。
微妙? シチュエーション的には現実にありえる状況からスタートするだけに、
日常の狭間にある悪夢
という感じ。
実際、まだ電車があると思ったら実は終電出た後だったとか、ふと気づいたら店舗の営業が終わっていて、照明が消えているとかはなくはないですし。
特に誰もいない階段とか地味に怖いですよね。
そこから少しずつ普通ではないことが起こり、徐々に日常からズレていき、気づけば異常な状況にというのは面白い。
ただ、もう少し設定に対する伏線があった方がわかりやすかったと思う。
例えば、都市伝説で駅の地下に住んでいる人間がいるとか、終電後に何故か無人の電車がやってくるとか。
もしくは逆に追ってくるモノが本当に何だかわからないままで、とにかく逃げるしかないような展開の方が怖かった。
普通に面白いとは思うけど、詰めが甘いなあっていう残念な作品でした。
オススメ度(10段階)……★★★★
(ホラーに関しては、襲撃側に変な過去はない方がいいと思う)
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