コロンビア州ボコタ。
大学生のジルたちは叔母のジーナたちと旅行中。
あいにくの大雨の中、山道を走っていた が濁流にのみ込まれてしまう。
最悪な状況の中、山の古い一軒家を見つけ入り込むが、そこには怪しい老人が 1 人住んでいた。
この屋敷は元々ホテルで1987年以降は宿泊客がいない。
しかし、地下室に1 人の少女が監禁されていた。
ジル達 は少女を助けようとするが、老人は怯え始める。“彼女”には秘密があった──次々に一家を襲いはじめるのだった。
シネマトゥデイより。
今回ネタバレ気味です。
デイビッドは娘のジル、婚約者のローレン、デイビッドの義妹のジーナ、カメラマンのラモンと旅行中。
警官が忠告するのも聞かずに山道を進んだせいで事故に遭います。
助けを求めた家にはフェリペという老人が住んでいて、なんとか家の中に入れてくれることに。
厚意で入れてくれたにもかかわらず、勝手に家の中を散策するジルとラモン。
どうやら昔はギャロウズ・ヒルという名前のホテルだったようですが、もう30年前に廃業したらしい。
そして、地下室で監禁されている少女を発見。
助けようとすると、フェリペに襲われるんですが、殴りつけて少女を助け出します。
少女はアナマリアという名前で、フェリペはなぜか少女に怯えて焦っていたように見えました。
その後、ナイフで襲ってきたフェリペを殺してしまった後、アナマリアがフェリペの娘で本来なら40歳くらいでもおかしくないことがわかります。、
他にも本人しか知らないはずのことを知っていたりと、不可思議なことがあるのですが、事情を知っているはずのフェリペはすでに死亡。
観ている側からしたら、アナマリアは邪悪な存在なのかと思わされるんですが、ジーナとのやりとり中に死んだらしい。
これで事情を知る者は誰もいなくなったと思ったら、序盤で警告をした警官がフェリペの様子を見に来ました。
状況を聞いたモラレスはアナマリアは呪いにかかっていて、殺した相手にエレナという魔女がのり移ることを明かします。
殺したらのり移られるため、フェリペはアナマリアを監禁するしかなかったわけですね。
殺したらのり移ってくるエレナに対して、デイビッドたちがどうするのかという展開。
現実としては
オープニングでネタバレ
くらっているようなものなので、どちらかと言えば、結果ありきで何が起こったのかが描かれていくタイプの作品でした。
エレナは魔術で殺すとかいうわけではなく、形式上は人間同士の戦いなので、グロい映像はありません。
ある種の閉鎖空間ものに近いし、意外と面白い映画でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(ジャケットのイメージではないです。)
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