メキシコ帰りのストリッパー丈堂レナは、温泉街への巡業を依頼される。さびれた田舎町に到着すると、ストリップ小屋はガラガラの客入りで、ダンサーの銀子、マリア、ネネ、ダーナもダレきっていた。ヒマを持てあます彼女たちの間では険悪な空気さえ流れる始末。退屈しのぎに、楽屋からつながった地下階段を降りるレナたちは、地下道の先の廃墟にたどりつく。「魂の井戸」と書かれた深い井戸のそばで、「死者の本」を見つけるマリア。その本が恐るべきパニックを巻き起こすことになるとは…。
映画gooより。
三家本礼の原作は面白かったんですが、予告の時点であまりの酷さに全然期待せずに視聴。
やっぱり酷かった。
アメリカのゾンビVSストリッパー系の作品のような突き抜け方や、エロさもなく、ジャパニーズホラー特有の怖さもなし。
『ゾンビ・オブ・ザ・デッド3』のくだらなさに比べればはるかにマシですが、あちらはまだ完全にお笑い方向にシフトしているので、まだ救われます。
この作品に関しては、女優は旬を過ぎたAV女優や元グラビアで、AV女優は脱いでオッパイは出すものの、エロさも神々しさも感じない。
笑わそうとしていると思われる部分にしても、どこで笑っていいのやら。
ゾンビについても被り物レベルだったり、ただのコスプレだったり、怖くもなんともない。
何もかもが中途半端で、原作が面白かっただけに残念です。ちなみに三家本礼のゾンビものは怖くはありません。
原作の『巨乳ドラゴン』にしても、こんな中途半端なものではなく、キャラクターたちが突き抜けてはいても、ちゃんとしたアクション系ゾンビ・ホラーになってたんですけどね。
期待せずに観たのにその予想をはるかに下回る中途半端さというのも、ある意味凄いけど。
この監督、本当にゴミみたいな作品ばっかり撮ってるなあ。
オススメ度(10段階)……★
(蒼井そらってあんなダミ声だったんですね)
予告編
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コメント
でしょ、酷いでしょ。
脚本、キャスティング良いところを探すのが難しい作品でしたね^^;
これじゃ原作者も無念でしょうね…。
タイトルは惹かれるものがあるんですけどねぇw
やっぱりこの手のヤツは日本じゃなくてシンガポールとかマレーシア物が面白いですw
パッケージにひかれて借りそうになったやつ!
借りなくて正解だったようですね(笑)
死者の本って、死霊のはらわたのオマージュですか(笑)
>DAZZさん
コメントありがとうございます。
いやあ、温泉ゾンビな時点で終わってると
思いますw
>ハーコンさん
コメントありがとうございます。
予想以上に酷かったです。ハーコンさんの
ブログでそれなりに酷い作品と予想は
してましたが、さらに上回ってました。
良いところどころか、書く事がないレベル。
作者は多分、ああいうの好きそうですw
>明智小五郎さん
コメントありがとうございます。
オマージュらしきものがちょくちょく
出てきますが、ふざけてるとしか
思えないので何ともいえない感じです。
でも、まあ見てくださってありがとうございました。僕の妻はストリッパーでして、あの温泉での出来事はゾンビ以外は全部本当です。
>中野貴雄さん
コメントありがとうございます。本人だと
したら、酷評しているのでプレッシャーです
が(苦笑)。
ただ、趣味のグループで撮っている作品なら
お好きにという感じですが、商売なので歯に
衣は着せられません。
もっとも、中野さんの撮ってきた数々の
便乗タイトルものに自分は魅力を感じません
が、脚本の『ヅラ刑事』は好きだったり
します。
いろんなしがらみや、事情もあるのでしょう
が、ああいうオリジナリティがあった方が
いくばくかでもお金を払う気になるんじゃ
ないでしょうか?
とりあえず、釣り糸くらいは消しましょう
よと。
そして、奥さんもですが、キャットファイトの
メジャーなんですから、何故その方面をこの
作品に生かさなかったのかと小一時間問い
ただしたい。もったいない。
何しろ1000万ないから成立するのがやっとなんですよねー。4日で撮るのは。ちなみにワイヤーを消すにはあと●00万円かかるでしょうw
「あはは馬鹿映画ー」とかいってる海外作品は1億円以上かかっています。
後、今、Vシネマはオリジナル作品というのはほとんどない。数年前とは事情が違って、Vシネマ業界は壊滅状態。一本100万円前後で撮られているものもある。どんどんダンピングが起きてるんです。昔は2000万円ぐらいあったんですけどね。ちなみに「ヅラ刑事」の会社はつぶれました。
>中野貴雄さん
悲しいことに長く書いたコメントがエラーで
消えてしまったので、後で記事を返信として
アップさせていただきます。