チャイナタウンの骨董屋で発明家ペルツァーが手に入れた不思議な動物モグワイ。彼はそれを息子ビリーへクリスマス・プレゼントとして贈るが、モグワイには、水に濡らさないこと、太陽光線に当てないこと、真夜中すぎにエサを与えないことの三つの誓いが必要だった。だが、この誓いが破られた時、可愛いモグワイは恐るべき凶悪な怪物グレムリンへと増殖していく。かくして平和な田舎町キングトン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになるのだ。
allcinema ONLINEより。
嫌なクリスマスな過ごし方として、久々に観ましたが、結構忘れているものですね。お父さんの何もしてない振りが凄かったです。
昔観た頃はモグワイかわいいと思ってましたが、いま観るとブサイクだし、言動もイライラするとか。
それにしても、はじめにモグワイが水をかけられて産まれたのが5匹くらいいて、それがグレムリン化するわけですが、その半分を撃退するのがなんと母親。
しかも、ストーリーの流れとあんまり関係なく、グレムリンを恐怖の対象と思わせる前に母親が撃退して殺してしまうという不可思議さ。
単に『母ちゃん、強ぇ!』って思わせるだけのシーンで、家電で殺すのはいいけど、キッチン家電だっただけに後のことを想像しちゃいます。
後半に向けて、一気にグレムリンたちが増殖した街の荒れっぷりも凄いですが、ほとんど人がいない街っていうのも不思議。そんな街でもデパートや映画館があるというのもセットな匂いがプンプンします。
でも、この映画で何が一番嫌なクリスマスかと言うと、
ヒロインがやたらとクリスマスを毛嫌いしている理由を知った瞬間。
正直、デートしている最中にそんなこと言われたら、軽くトラウマになりそうです。サンタを信じているような子供には、とてもじゃないけど観せられません。
当時、どの層を狙っていたのかよくわからないスピルバーグ映画でした。
オススメ度(10段階)……★★★★★
(色々と微妙)
グレムリン [Blu-ray]
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