一家惨殺事件が起きたシカゴで、事件の生き残りの小学生ジェイクが、精神病院の密室で謎の惨死を遂げる。
一方東京ではOLのナオコが、姉・伽耶子が夫に殺される場面の悪夢に夜な夜なうなされていた。
シカゴの事件を知った彼女は、伽耶子の怨念が猛威を振るっていると確信し、アメリカへ飛ぶ。一家惨殺事件の現場のアパートを訪れ、部屋を借りたいと申し出るナオコ。
このアパートでは、管理人マックスの妹で重病を患う幼いローズが、存在しないはずの白い男の子の姿を見ていた。
さらに、ジェイクの死の謎を解こうとアパートを訪れた彼の担当女医サリバンや、住人たちが次々と謎の死を遂げていく…。
amazon.co.jpより。
前作【パンデミック】の生き残りジェイクが精神病院に入れられているところから。
まあ、このシリーズで何の問題もなく生き残るなんて許されるはずもなく、惨殺されています。
それにしても監督が同じにもかかわらず、恐怖演出が洋邦でかなり違っている気がします。
ビデオ版&邦画版ではどちらかというと恐怖で殺されたり、消されたりという印象(実際は引きちぎられたり、憑かれた人たちなどが直接危害を加えてますが)ですが、洋画版は超能力みたいなもので殺されるような印象。
また、日本のホラーではあまり出てきませんが、洋画らしく事情を知っている助言者として、伽耶子の妹ナオコが登場します。
見慣れてしまったせいもあるのか、あまり怖くありません。初見の人は結構怖いかもしれませんが、いままでのシリーズと違って、いきなり現れて一瞬でというケースが少なく、思いっきり見えてじわじわ近づいてくるため、なんとなく殺人鬼モノに近い印象になってしまうんですよね。
ストーリーは無難に進み、シャイニングのような様相を現し始めるんですが、後半あからさまに考え方おかしいだろうと。
衝撃のラスト的なオチなんですが、観ている側としては、そうなるんだろうなって予想がたつというか、ツッコミを入れたくなるような解決方法を提案する妹ナオコに脱帽です。
それにしても、このシリーズ。アメリカものにしては腕力で対抗しようとする無茶なナイスガイがいないのが残念です。
もっとも、最大の疑問は『俊雄、成長してね?』だったりしますが。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(単純にホラーとして考えたら、怖いは怖いと思います)
コメント
ハッキリ言って怖くなかったよね~
伽耶子笑えるし。
どちらかといえば 「呪怨 白い老女」 の方が面白かったです。
>ハーコンさん
慣れてきちゃってるので、怖くないですね。
この2ヶ月で出た呪怨3作の中では白い老女が
一番怖いかも。新耳袋に出てなければ、もっと
怖かったんでしょうけどね。
ペタありがとうございます!
ハリウッド三作目ってあったんですね。
パンデミックで終わったのかと思ってました(^_^;)
>potaroさん
すっかりお返事漏れてました。
こちらこそ、いつもペタありがとうございます。
パンデミックで解消しきれていないので、
劇場公開はなかったですが、DVDには
なりましたw