【スケアリーストーリーズ 怖い本】
ハロウィンの夜。
町外れの幽霊屋敷に入った高校生たちが見つけた本には、数々の怖い話がつづられていた。
翌日から本を見つけた仲間が一人ずつ姿を消し、さらに本には毎夜新たな物語が書き加えられていった。
主人公は消息不明の高校生たちで、そこには彼らが最も怖いものに襲われる物語が書かれていた。
シネマトゥデイより。
若者たちが地元にある幽霊屋敷に入り、そこで見つけた本に浮かび上がったストーリーによって殺されていくというストーリー。
公開当時、評価が低かった印象ですが、個人的にはそんなに酷いかなあという印象でした。
主人公かと思っていたチャックの姉ルース。
そのルースの彼氏らしいトミーと、チャック、ステラ、オギーは仲が悪い様子。
ハロウィンにチャックとオギーがトミーに嫌がらせをして、追いかけられた結果、ラモンという青年と知り合います。
チャックたちはラモンと一緒に地元の幽霊屋敷に行くんですが、そこにトミーとルースがやってきて、トミーにルースともども閉じ込められる事態に。
屋敷の中でステラがある本を見つけると、何故か閉じ込められたはずなのに出ることができ、それぞれ帰宅します。
ステラが持ち帰った本を読んでみると、トミーとカカシのハロルドの話が浮かび上がり、翌日、トミーは姿を消してしまいました。
ステラはラモンとハロルドがある畑に行くと、トミーの服が。
本に浮かび上がった話が現実にも起きたのではという恐怖を感じるステラ。
さらにラモンが本を読んでいると、そこに友人の名前で話が浮かび上がり……という展開。
怪物の造形がしょぼいという評価が多い印象ですが、最近の海外産ホラー映画のようなグロさはないですが、怖くないということはないと思います。
元凶に関しては人なのでともかく、
クリーチャーたちは独特な気持ち悪さ
がありました。
合体したり、バラバラになったりするクリーチャーも、見ている分にはシュールだから笑ってしまうかもしれませんが、目の当たりにしたら絶望しかないですし。
マツコ・デラックスを悪意を持ってディフォルメしたようなクリーチャーも、現実に目の前にいたら気持ち悪さハンパないでしょう。
真相に関しても、驚きはないものの、胸糞悪い感じが悪くない印象。
色々と投げっぱなしなのに解決した風なのは気になりましたが、駄作とは感じませんでした。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(監督一緒なので、【ジェーン・ドゥの解剖】が好きな人なら楽しめそう)
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