【スタング 人喰い巨大蜂の襲来】
ケータリング会社で働いているポールとジュリアは郊外の屋敷で行われるパーティーの仕事を受ける。
パーティー当日、準備の最中、ポールは蜂よりも一回り大きな昆虫が屋敷の周りで飛び回っているのを発見するも、準備に忙しく大したこととは考えなかった。
しかしパーティーが始まると、土の中からポールが見た大きな蜂が出現し、人を襲いはじめる。
謎の蜂はただ人を襲うだけではなく、寄生した人体の中で内臓を喰うことでさらに巨大化し、やがては人体をぶち破り外に出てくる。
パーティー参加者のほとんどが殺される中、屋敷の主人、市長と地下室へ逃げ込んだ二人は、謎の人喰い巨大蜂の正体を知ることになる。
二人は人喰い巨大蜂の襲来から生き延びることができるのか―
公式より。
巨大な鉢に襲われるパニック映画。
ポールとジュリアはパーティーにケータリングサービスとして、郊外にある屋敷へと呼ばれます。
パーティーが始まり、しばらくすると出席者が蜂に刺されて騒ぎになると、巨大な蜂が多数現れ、人々を襲い始める。
しかも、刺された人間の体を食い破り、さらに大きな蜂が現れる始末。
招待客が襲われる中、ポールとジュリアはなんとか屋敷内に逃げ込みます。
屋敷内に逃げ込めたのは、ポールとジュリア、屋敷の女主人とその息子、市長とジュリアの知り合いのおばさん家政婦の6人のみ。
しばらくして、ジュリアたちと一緒に仕事をするはずだった男性が逃げてきますが、屋敷に入れずに死亡。
6人でのサバイバルが始まるかと思ったら、女主人が刺されていて巨大な蜂に。
おばさん家政婦も扉越しに刺されて死亡といきなり4人に。
別室に逃げ込むんですが、唐突にある人物の行動が原因と判明。
ポールが車をとりに出ていくと、中ではさらなる蜂が現れるという展開。
いろいろと
おかしな部分はありますが、そういうことは気にしちゃいけない
映画。
個人的には招待客全滅してるなら、ほぼそれと同数近い蜂いるはずじゃないのかとか、スズメバチにしか見えないけど、なんで相手に産みつけてんの? とか身も蓋もない疑問があるんですけどね。
それでも、リアルさは欠片もないですけど、B級パニック映画としては悪くないです。
【ビッグ・バグズ・パニック】くらいには面白い。
オーソドックスに襲っては増え、襲っては増えという展開かと思えば、突然斬新な展開迎えたりするし。
クライマックスの執拗にポールたちを追いかけてくるママ蜂に関しては、ある事情を考えると、想定外かもしれないけど深いかも。
ママ蜂と書いているのは、途中で女主人から出現した蜂であって、巣にいるはずの女王じゃないためです。
蜂単体のパニック映画って意外と少ないし、その上巨大蜂となると、もっと少ないというか、自分はこの作品しか知らないので、希少かもしれません。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(全体のバランス気にせず、B級と考えたら★7か★8でも。)
コメント