【アンフレンデッド:ダークウェブ】

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中古パソコンを入手したマタイアスは、鎖につながれ監禁された女性やドラム缶の中に入れられた人など、ぞっとする動画ファイルの数々が保存されている「UNTITLED」という名前の隠しフォルダを見つける。

その内容に戸惑っていると、見知らぬアカウントからPCを返さないとお前らは死ぬ、というメッセージが届く。

シネマトゥデイより。

ビデオチャットをしていたら、未承認のメンバーが参加してきて、ひどいイジメで自殺した女性に呪われるという作品の続編。

とは言っても、ストーリーもつながっていなければ、前作とは違い、心霊的なものでもありません。

シチュエーションとして、ビデオチャットをしていたら、知らないメンバーが参加してきて、チャットに参加しているメンバーが被害に遭うというシリーズのようです。

本作では主人公の青年マタイアスが忘れ物として置いてあったPCを盗んだことで、犯罪者集団に狙われることになるというストーリー。

メンバーはマタイアス、レズカップル、アジア系女性のレックス、チャラいYouTuber、ロンドンにいるPCに詳しい男、同時進行で手話でしか話せないマタイアスの彼女。

そのPCには犯罪に関わっているような動画ファイルが保存されているんですが、PCを盗んだとは言えず、仲間には中古で買ったと嘘をつくマタイアス。

その上、PCの本当の持ち主である男に脅され、動画はドッキリだと言い張ります。

しかし、仲間に動画の入手先を疑われ、脅迫者もPCがないと自らも危険にさらされるため、板挟みになるマタイアス。

脅迫者の命令で、喧嘩していた彼女が家に来ることになるんですが、その間に犯罪者グループの仮装通貨を奪い、脅迫者と交渉しようとします。

しかし、その結果、仲間たちが犯罪者グループに襲われることになるという展開。

全編PCの画面上で話が展開していくんですが、斬新なようでいて、一時期流行ったPOVのように乱発されているので、ま新しさを感じませんでした。

ただ、本来は検索でたどり着けないネットの闇社会であるダークウェブが、なんちゃってダークウェブという感じではあるものの、サスペンスホラーっぽい雰囲気は出ていたと思います。

とはいえ、ご都合というか、無理がある展開が多く、

ダークウェブがなんでも出来る免罪符

みたくなっているのがなんだかなあという印象。

真相も個人的には無理があると思うし。

ただ、あくまでフィクションとして、雰囲気サスペンスホラーとして見れば、割といけるんじゃないかと。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(すべての意味で元凶はマタイアス。)


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