【エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS】
エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS [DVD]
猟奇的な殺人事件が続発する中、聖華学園に一人の少女・黒井ミサが転校してくる。
やがてミサの周囲に何者かの想念が渦巻きはじめる。
それは彼女の存在を疎ましく思う、もう一人の魔女の仕業であった。
allcinema ONLINEより。
ホラー漫画としては有名な作品なので、名前は聞いたことがあるという人も少なくないと思う作品の実写映画化。
いまやイメージビデオとはいえ、AVにも出演した吉野公佳の劇場デビュー作で、グラビアアイドル出身だったためか、ブラチラとか見せてます。
特に問題等も起こしていないのに、人気があったにもかかわらず消えていった可哀想な女優さんな気がします。
もっとも、何か特徴があるかといわれれば、特にないのでしょうがないといえば、しょうがないのかもしれませんが。
当時のホラービデオはいまのように規制が厳しくないので、海外のグロさにはかないませんが、結構気持ち悪い雰囲気は出ています。
ある程度の人数が必要な場合、一気に間引くのは定番として、アイドルの実績積みなのはいまと変わらず、吉野公佳だけでなく、菅野美穂なんかも重要な役で出ていたり。
さすがにいまのような鬼気迫る演技ではないですが、なかなか狂った演技を見せてくれるんですが、若手なため、扱いが酷い気がします。
死に様がいまでは考えられない感じでCGによって顔面崩壊させられるアイドルって……。
【ガメラ3 邪神(イリス)覚醒】の仲間由紀恵くらいに可哀想でした。
そういう珍しいという意味では菅野美穂のお宝映画ですが、この映画は別の意味でもお宝映画だったりします。
いまではすっかり声優の柚木涼香が、角松かのりとして活動していた頃の作品で、レズシーンもあるため、おっぱいとか普通に出してます。
もっとも、角松かのり名義の頃は、【オールナイトロング】で何度も裸を出したり、殺されたりしているので、驚くほどではないんですけどね。
ちなみに柚木涼香と角松かのりは同一人物として認められていないので、ファンはちゃんと別人として扱ってあげましょう。
ちなみに自分は写真集持ってました。いま持ってたらダメな気がしますが。
映画の内容自体は、補習と言われて残された生徒たちが魔術によって学校に閉じ込められ、殺されていくというもの。
結論から書きますが
主人公は何もしません。
殺害方法も魔術なため、伏線なしでいきなり死んだり、すごくくだらない死に方をする人物もいます。
一気に殺さないのはなぶりたいからとかかもしれませんが、もうちょっとまともな殺し方をしてあげてくれという1名に合掌。
ひとり、自意識過剰なアホも大暴れしますが、ただのトラブルメイカーです。
【エコエコアザラク】の名前からイメージする魔術のエキスパートっぽさはないものの、全体的に良い雰囲気なので、エロに不快感が強い人がいなければ、みんなで楽しめる作品だと思います。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(邦画ホラーとしては良質だと思う。)
コメント
シリーズで3作くらい有りましたっけ?最初観た時、そんなモン入っているとは思っていなかったレズシーンの衝撃…。
黒板のカウントダウンの不気味さを良く覚えています。今観ても十分怖い作品だと思いますね。
因みにもうちょっとまともな殺され方を~というのは窓で首ちょんぱの彼ですか。思わず笑ってしまった記憶が…。
>ToY256さん
コメントありがとうございます。
初期シリーズは3作ですが、他にも出ているので
実質7作くらいかと。
首ちょんぱは彼女です。可哀想なのは忘れられ
がちな靴ひもが結ばれて転倒して死亡という
切なすぎる男子です。