【アザーズ】
1945年、第二次世界大戦末期のイギリス、チャネル諸島のジャージー島。
グレースは、この島に建つ広大な屋敷に娘アンと息子ニコラスと3人だけで暮らしていた。
夫は戦地に向かったまま未だ戻らず、今までいた使用人たちもつい最近突然いなくなってしまった。
屋敷は光アレルギーの子どもたちを守るため昼間でも分厚いカーテンを閉め切り薄暗い。
そこへある日、使用人になりたいという3人の訪問者が現れる。
使用人の募集をしていたグレースはさっそく彼らを雇い入れるが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こりグレースを悩ませ始める……。
allcinema ONLINEより。
『衝撃の結末』系のおすすめとして定番となっている作品。
ただ、実際には『衝撃の結末』そのものよりも、その答に至る過程の描き方が上手いんだと思います。
本来のジャンル的にはスリラーなんですが、怖いというより哀しいストーリーなので、
ヒューマンドラマと言ってもいい
のかもしれません。
あまり事前に情報を得ないで観た方がおもしろいので、細かいレビューはあえて割愛しておきます。
ニコール・キッドマンの演技も素晴らしいし、ちょっとした描写やセリフに伏線や真実が隠されていることをラストで気づくと、本当にビックリするかも。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★★★
(トム・クルーズが製作総指揮で参加しているのに、あまり触れられない不思議。というか、製作総指揮多くないですかね。)
コメント
視点をひっくり返されたような作品でしたな。
納得の高評価や。
>ら氏さん
コメントありがとう。
オチは予告の時点でバレバレだけど、そこに
たどり着く過程がいいね。