高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に違和感を感じつつも、状況から自殺と判断する。ちょうどそのころ、同じビルのエレベーターが突然停止し、閉じ込められた5人の男女が、照明が消えるごとに1人ずつ無残な死を遂げるという奇怪な事態が起きていた。
シネマトゥデイより。
【シックス・センス】や【ハプニング】のナイト・シャマラン監督作。相変わらず難解です。
シャマラン監督の作品って、ストーリー展開や、背景は普通なんですが、どこか哲学じみていて、何が起きてるのかはわかるけど、
何が言いたいのか
がわかりづらい。
この作品も飛び降り自殺が起きた不吉なビルのエレベーターに5人の男女が閉じ込められ、一人ずつ死んでいくというもの。
でも、主人公は飛び降り自殺の調査に来ていた刑事で、エレベーターの様子を見ながら助けようとするポジション。
こういったソリッドシチュエーションでのあるある的に、怪しいと思われたら死んでいくのでオチは読みやすいです。
結局、閉じ込められた人々は何かを抱えていて、悪魔に裁かれているという描かれ方なんですが、以前から疑問で仕方がないんですよね。
普通に考えたら悪魔って、悪いことをさせようとか、堕落させようとするものじゃないかと思うんですが、欧米の作品の悪魔って裁くことも少なくないような気がします。
神が裁くとか、悪魔が悪いことをさせて、魂を穢して地獄に連れて行こうとするならわかるんですけどね。宗教観の違いでもなさそうなんですが、これってなんなんでしょうね?
約80分の作品なので、5人ってことは実質4人なのでダレるかと思ったんですが、サスペンス要素を盛り込んでいるおかげで、それほどダレませんでした。
宗教染みた発言の多い警備員のシーンは本当にダルいですけどね。
もっとも、凄く気になっているは一番最初の飛び降りた被害者と、エレベーター技師には何かの罪があったのかという疑問だったり。
オススメ度(10段階)……★★★★★★
(個人的には★7でもと思う反面、最近あまい気がするので★6で)
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コメント
クソみたいな自己満批評のブログ、わざわざ公開する気がしれない。
ただ自分の趣味嗜好のフィーリングで作品に文句垂れてるだけ。
感性の合わない人は…なんて感性に逃げてるけど感性を語る以前の問題。
メモリーの無駄だよ。