両親が3日間の旅行に出たある日。ノブは恋人のユキを自分の家へと招く。それは恐怖の3日間の始まりであった…。
「Oricon」データベースより。
邦画のゾンビものなので、ジャケットは信じずに視聴。
……甘く見てました。
タイトルでわかる通り、両親のいない3日間の恐怖なんですが、なんと1日目は何も起きません。
正確には起きてはいるんですが、馬鹿な彼氏は何も知りません。
2日目、近所の雑貨屋みたいな店で雑談中、突然おばさんが襲い出し、止めに入ったおっさんが刺されたりします。
家に帰ったら帰ったで、シャッターが勝手に降りたり、電化製品が勝手に動いたりした上、中からは窓や扉が開かず、強制的に篭城モード。
いまいち原因がわからず、拡散手段も不明で、死んでも死ななくても夢遊病者みたいにうろついては他人を襲う様子。
とにかく生きてる人間を襲うというわけではなく、主に彼女の方を襲っているようにも見えるんですが、ちょくちょく別の人を刺したり、隣のおばさんは旦那を刺したりしてるので謎。
途中、主人公カップルに気を使って外出していた姉が帰宅して合流。彼氏の方がおかしくなっても、あっさり倒せるくらいの猛者振りです。
3日目、弟を縛り上げた姉と彼女は脱出をはかるものの、町には徘徊している夢遊病者のような奴らが。襲っては来ますが、何がしたいのかはよくわかりません。
追い込まれたふたりは先日亡くなった地域で有名な面倒見の良いおばさんの家に逃げ込むと、あるビジョンが。
真相がわかったものの、正直徘徊している奴らの行動は矛盾しているし、原因となったこともそんなシーンなかっただろうというもの。
解決後、刺されたはずの人が元気だったり、町が元通りになっていて、色々と矛盾を抱えたまま、終了。45分程度の作品じゃなければ、視聴にも耐えれないかもしれません。
いろんな方の感想を見てみたものの、実は
すべてが幻覚だったという可能性
は語られてないんですよね。
頑張って一番矛盾の少ないを考えると、起きたことがすべて幻覚だったという可能性なんですが、それを明確に示すシーンはないのでなんとも言えません。
もっとも、最大の謎は彼女役が双子で2人1役な必要があったのかというのが最大の謎です。
オススメ度(10段階)……★★
(本当にどうでもいいカップルなので、殺されてもいいという投げやりな気持ちになります)
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