【モンスター・オブ・ザ・デッド】

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ゴーゴーダンス大会で賑わう海岸。地元テレビ局のレポーター、ラクエルは取材中、

偶然惨殺事件にあう。この海岸では昔から、巨大魚人間が人を襲うという噂があり、たちまち海岸中で、

この事件は話題となる。地元の刑事チャーリーは中年の汚職刑事だったが、

この事件の調査を始める。ダンス大会のために集まった女性が次々に殺される。

海岸中には緊迫した雰囲気があったが、ダンス大会は決行された。

そして会場には血に飢えたモンスターが現れたのだった。

公式より。

主人公たちが住んでいる地域は昔は沼で、巨大ナマズ人間が人を襲うという設定らしいんですが、何故か海から出入りしています。しかも、ナマズというよりもサンショウウオに近い外見。

というか、

中国人にガチャピンとムックの外見を口頭で伝えて作らせた着ぐるみ

にしか見えません。歯もあるし。

しかし、外見のダサさからは想像出来ない凶悪さで、人間を頭からガブリと噛み千切ったり、ちょっと撫でたら腹掻っ捌かれて内臓出たりします。

おかげでふざけた内容の割にグロさが地味に高いです。

にも関わらず、主人公や途中仲間になる漁師らしき男とかは全然怪我しません。

漁師の方は意味不明な行動をとって死んじゃいますけどね。

まあ、特記すべきは内容のグダグダさ加減より、いつものJVDの超訳をはるかに越えた『モンスターしゃべっちゃう』版。

いつも画面の人物が全然喋ってないのに勝手に台詞をつけたり、ナレーション入れたりする上、駄洒落や下ネタを連発する超訳が基本ですが、さらにカオスになってます。

怪物は下ネタだらけだし、トーテムポールのような無機物すら喋り倒します。オリジナルの台詞の数倍勝手な台詞があるので、オリジナルだけを観た人にはまるで別物です。

日本語字幕を表示したまま、『モンスターしゃべっちゃう』版を選択すれば、どれくらいメチャクチャなのかよくわかると思います。

作品そのものはゴミ箱に放り込むレベルです。

オススメ度(10段階)……★★
(JVDの間違ったやる気全開)

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