完全隔離された伝染病の発生源であるアパート。
医師と警官隊がヘルメットにCCDカメラを装着し、感染の深層部であるアパートの最上階に向かう。
しかし、次々に仲間たちが感染。
閉鎖されたアパートの中で凶暴化した仲間におびえ、精神的に追い詰められながら、彼らはあるものを目にする。
シネマトゥデイより。
最近では、【フィースト 2 -怪物復活-】と【フィースト 3 -最終決戦-】もそうでしたが、ホラー映画にしては珍しく、前作【REC】の直後から始まります。
前作の観づらさも厳しいと思ってましたが、本作の観づらさも並じゃない。臨場感と引き換えに観客も起こったことが把握しづらい印象は変わらず。
情けない現実として、観終わった後に印象に残ったシーンが、予告にもある前作ヒロインが引き摺られていくシーンだけ。
うつぶせだから潰れているとはいえ、
こんなに胸デカかったっけ?
とか本筋とはまったく関係のない感想。
もっとも、ところどころ通りの悪いシーンや設定がありますが、結構怖い。
途中で合流する少年たちが尺伸ばしのためとしか思えない点を除けば、徐々に人数が減っていくサバイバル展開が意外と飽きさせない。
ゴア系が好きな人には物足りないかもしれませんが、そういうシーンがクローズアップされない作りは変わっていないので、ゴアシーンの苦手な人でも観れるのはいいですね。
なんだかんだと不満が多いような感想ですが、本当に細かい事が気にならない人なら楽しめる作品でした。
ある人物が行方不明になるシーンは、見た目怖くも何ともないですが、よく考えると本当に怖いと思ったし。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(伝染の真相によって前作と路線が変わったことについては評価が2分されそう)
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