【ルール2】

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エイミーはアルパイン大学で映画製作を学ぶ学生。大学では4年生になると卒業プロジェクトとして映画を作る。そして、製作された映画の中からもっとも優秀な1作品にだけ名誉あるヒッチコック賞が授けられる。この賞を受賞した者は、事実上ハリウッドでのキャリアを約束されたも同然だった。エイミーが選んだテーマは“都市伝説”をモチーフにした架空のサイコスリラー。脚本を仕上げ、キャストとスタッフを集めたエイミーだったが、やがてクルーたちが不幸なアクシデントに見舞われていく。それは、エイミーが作る映画の内容とあまりにも酷似していた……。

allcinema ONLINEより。

シリーズ物は2作目で上昇するか、下降するかが決まるというのが自分の持論なんですが、間違いなく後者な映画でした。

作品の作りとしては変わっていて、当時としてはかなり斬新だったのではと思います。ただ、本音を言えば、分かりづらい。全体的に本当の出来事と撮影シーン、一部夢の境界を曖昧にして、観てる人たちを引き込む構成なんですが、映画を最後まで観た瞬間にわけがわからなくなります。例えると、

夢の中で夢を見てる夢を見た話をされるみたいな感じ。

それは、夢の話? それとも夢の中の夢で見た話? ってわけがわかりませんよね?

いまいち分かりづらいと気になってしまう人は、事件が解決して授賞式が始まるので、そこで停止してしまってください。誰かが撃たれるので、そこで作品は終わってると思うと、普通のホラーだと思います。

また、この2作目以降、【ルール】と名はついてますが、具体的な都市伝説はほとんど出てきません。なので、都市伝説好きな人には勧めません。

こうやって書いていると、えらい否定的な感想のようですが、あくまでわかりやすさと都市伝説に関する部分が合わないのであって、単にホラー映画として観ると、変な中だるみもなく、無駄なグロもないので普通に楽しめます。

むしろ、ヒッチコックが好きな人たちは案外素直に受け入れられそうな映画でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(最後の最後が受け入れられるかで評価が全然違うかと)



↑スペイン語か何かの予告編しかなかったので、それを。

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