【モンスター・ハウス】
ハロウィン前日、DJは怪しげな向かいのネバークラッカー家を望遠鏡で見張っていた。
偶然親友のバスケットボールがその家の庭に入ってしまい、それを取りに行ったDJの前に怒り狂ったネバークラッカーが現れるが、彼は心臓発作を起こし救急車で運ばれる。
その後DJの元に誰もいないはずの向かいの家から電話がかかってくる。
シネマトゥデイより。
スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めたCGアニメ。
日本でも、大体どの地域にも気難しい親父っていうのはいるもので、この作品の舞台となる家も、そんな親父ネバークラッカーの家。
芝生に入るといきなり現れ、入ったものを取り上げた上で追い出すというのが日常。
オープニングからして、小さな女の子が三輪車でハマってしまうと現れ、女の子を追い出して前輪を引きちぎるという滅茶苦茶さ。
なんで、ここまで敷地へ入ることを禁じるんだか気になったまま、ネバークラッカーが倒れてしまうんですが、誰もいないはずの家の煙突から煙が出てます。
DJには電話がかかってきたりするんですが、お約束通り、大人たちは信じてくれません。徐々にモンスターとしての姿を現していくネバークラッカー家。
結構デザイン的にも面白いよなって思う感じの家なんですが、良く出来ています。基本的には玄関に敷かれたじゅうたんで飲み込むんですが、ヒロインとなるジェニーの場合には玄関へと続く石の通路が玄関まで運ぼうとしたりするんですよね。
同じ方法で飲み込むだけでは飽きてしまうので、そういった部分でも考えられていたんでしょうね。
DJとチャウダーは食べられそうになったジェニーを助けるんですが、そこからは彼女のとりあい。
チャウダーがかっこつけようとしたり、気を惹こうとして何か言うと失敗するんですけどね。作品の内容とは関係ないですが、どいうしてもこのチャウダーが
TKOの木下に見えてたまりません。
結局、警官まで飲み込まれてしまい、子供3人でなんとかしないといけなくなったり、アニメの子供は大変です。
やがて意外な助っ人が現れ、話はいつの間にやら感動話に。世間では子供向けじゃないという評価も多いですが、大人向けというほどでもないです。
内容よりもところどころの陰鬱なシーンが、子育てに向かないという意味合いなのかもしれません。
個人的には同じ内容で実写で観てみたいですね。
オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(観るならハロウィンに観て欲しい)
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