第7話『』
無事、23日を乗り越えた拓瑠たち。
神成はテーブルの上で串刺しになった状態で、焼死している女性の事件『上手に焼けました』を担当。
被害者は杯田理子を名乗ってはいるが、拓瑠たちを襲ったパイロキネシスの女である南沢泉理らしく、連続猟奇事件は唐突に終わりを告げた。
事件の調査をやめることを決めた矢先、伊藤からの電話でネットに猟奇事件の情報や、南沢泉理と乃々のつながり等が流出していることを知る。
青葉医院はマスコミに囲まれ、いたたまれなくなった拓瑠が神成に電話をすると、思いもよらぬ警告を受けるのだった。
それは南沢泉理の偽名と思われた杯田理子は実在して、他の被害者同様、脳の肥大化がみられたとのこと。
そのことからも灰田は思考を操られて、自分を焼き殺したのだと推測された。
また、拓瑠を襲ったのは別の能力者で、灰田だと思わされただけで、灰田自身は23日に死んでいたということがわかる。
つまり、連続猟奇事件は終わっていなかった。
警告を受けた拓瑠が仲間のもとに戻ると、佐久間と結衣の姿がない。
佐久間は外でマスコミと喧嘩をしているとのことだったが、結衣は拓瑠のもとへ伊藤と行ったという。
伊藤に電話をかけるとコンビニにいったようだが、結衣の悲鳴のような声が聞こえる。
動揺する拓瑠に、伊藤はコンビニで買ったナイフじゃ切りにくいからメスと麻酔薬を持ってきてくれと言い出した。
モノクロの世界の中、走り回った拓瑠は血だまりとナイフを目にする。
そして、血だまりを追っていった先にあったのは人型に並べられたプレゼントボックス。
ナイフを手に立ち尽くした声をかけると、伊藤は自分にとってかけがえのない南沢泉理を見殺しにした復讐だと言う。
追いついた乃々と拓瑠に事情を説明する伊藤だが、明らかに知っているはずがないことを言っている。
そのことを突き付けられ、混乱し始めた伊藤は目から血を流し、泡を吹きながら2つの人格が入れ替わるように矛盾した言動を続け、頭を地面に叩きつけ始めてしまう。
しばらくその状況が続き、伊藤が倒れたことで乃々は我に返るんですが、もう元には戻らない結衣を拾い集めます。
操られた仲間の手で家族が無残に殺され、真犯人はいまだ見当もつかないという状況で、絶望しかありませんが、ここで次回。
そういえば、喧嘩しているはずの佐久間いなかったかも。
これで黒幕が部室で「ん」しか言ってない華とか、ゲンさんだったら驚きますね。
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