【見える子ちゃん】第8話 「見えてるもの」
前回、ストーリーが進み始めたと思ったら、今回もまたショートエピソードという構成。
原作コミックもショートストーリーのホラーコメディで、ワンシチュエーションだからおかしくはないんですが……。
1クールでまともに話が進まなかったら、2クール目なんてないような気がします。
原作よりも微エロというか、フェチっぽい絵面を前面に押し出している感もあるので、ストーリーで推すのは諦めてるのかも。
そんなわけで今回はみこが弟と母親に誕生プレゼントを買いに行く話から。
服を選んでいるんですが、弟のセンスが絶望的なので、体格も変わらないみこが試着することに。
弟の恭介はシスコンなので、彼氏っぽい振る舞いを店員に微笑ましく思われています。
しかし、そんな平和な状況とは裏腹に、試着室の中では着替え終わったみこが霊がいるのに気づいてしまう。
どうやら元店員の霊なのか、ずっとお似合いとか言ってくる。
みこはプレゼントのはずなのに、もう試着室にいたくないため、着て帰ることにします。
しょうがなく、プレゼントは別のものを買い、その帰りの電車。
斧を振り回す顔面包帯だらけの霊に出くわします。
どう見てもやばいやつなんですが、周囲には見えていないし、物理的な干渉はできないようなので、何の影響もありません。
しかし、みこは見える子なので、なんともないとわかっていても、反応しない自身がない。
そりゃそうですよね、普通の人だって弾が出ないとわかっていても、モデルガン向けられたら怖いですから。
恭介も寝ているから動けず、徐々に近づいてくる斧男。
とうとう自分の番が来てしまい、斧が振り下ろされますが、場面転換。
目的の駅でもないのに、電車を降りるみこ。
しまむらで下着を買うというみこにハッとする恭介。
「大変だな、女子は」と心配しますが、みこは違うとつぶやきます。
前半はみこママがプレゼントを扱うシーンで終了。
後半はみこたちの担任である荒井が産休に入るため、ハナと3人で会話をする話。
会話をしていると、妊娠しているお腹に白い何かがまとわりついているのに気づく。
みこは心配して荒井に忠告するが、霊が見えない以上、心配させるだけなのでかなりもどかしい。
しかし、実は荒井は二度目の妊娠で、前回はダメだったとのこと。
どうやら白い何かは前回のこどもの霊で、生まれてくるこどもに興味津々なだけらしい。
その出来事があって、自分が見ているのはなんなのか、向き合うべきなのか、無視すべきなのか、考え始めるという流れ。
翌日、産休の荒井の代わりに担任になったのは、2話で猫をもらいにきた男。
悪霊のような猫の霊たちにとり憑かれているため、猫を引き渡さなかった方のイケメンですね。
遠野善と名乗ったその男の背後には、いまだに猫の霊たちが遠野に悪意を向けているのがわかります。
そこで後半終了。
エンディング後のCパートは、同じく2話に出てきた傷だらけの男の後日譚。
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