【見える子ちゃん】第5話 「ワタシも見える」
前半は二暮堂ユリア回。
ユリアはみこ同様見える子で、霊能者に憧れているらしく、ゴッドマザーに弟子入りを志願。
しかし、ゴッドマザーは弟子にとるつもりはなく、適当な数珠を渡して帰らせるんですが、ユリアはそれを弟子として認められたと思い込む。
どうやら、廚二っぽいだけでなく、かなり相手の反応をねつ造する性格なご様子。
しかも、それが先日のみこたちが数珠を買いに行く前の話。
ゴッドマザーは渾身の数珠が吹き飛んだことで自信を失い、閉業してしまいました。
ゴッドマザーの閉業を知ったユリアは最後の客だったみことハナに興味を持つ。
みこが自分同様霊が見えていることに気づき、学校の体育倉庫で二人きりになったところで問い詰めます。
わざわざビンの金属のふたを準備して、小さなおじさんをおびき寄せて確認までするんですが、みこはやはり見えないふり。
実は体育倉庫には、ユリアにも見えている小さいおじさんの他に、見えていないやばいやつがいました。
どうやらユリアは確かに霊が見えているんですが、みこのように強力な霊は見えないらしい。
それに気づいているみこは必死に気づかれないようにしていますが、力を見せようとしたユリアの数珠が弾け飛び、もう無理だと考えたみこはゆりあを締め落とします。
それにしても、この学校、やばいやつがちょくちょく来ますね。
その後、保健室で目を覚ましたゆりあにみこは見えないふりをした方がいいとアドバイスをするんですが、前述の通り、相手の言葉をねつ造するユリア。
見えることにプライドを持っていることもあり、みこのアドバイスを自分を格下に見ての脅しだと受け取ります。
その後、ハナによってみこがユリアを締め殺したという噂が立っていることを知り、前半終了。
後半はハナと下着を買った帰り道、すっかり暗くなった道を帰宅中。
歩道橋でうずくまってる霊の横を素通りしようとして、思いっきり掴まれます。
怯えるみこでしたが、実はうずくまっていたのは霊ではなく、生きたおばあさん。
おばあさんを家まで送ってあげるんですが、どうやら夫を亡くしてからボケてしまっているらしい。
お礼をとりにいったおばあさんの娘を待っている間に家に連絡を入れようとするみこ。
背後に霊がいることに気づきます。
慌てて帰ろうとするみこの腕をおばあさんが掴み、スマホに興味を示して離さない。
背後の霊はどんどん近づいてきたものの、焦るみこの横を通り抜け、おばあさんに何かを囁きかけています。
どうやら4桁の数字のようですが、おばあさんには声が聞こえていないため、気づいていません。
悪い霊ではないと考えたみこが4桁の数字をスマホに入力し、おばあさんに見せると、表情が一変。
先ほどまでのボケた感じではなく、家の中にいそいそと入っていきます。
そして、開けられなかった金庫を開けると、そこには夫にもらった櫛が。
番号は金庫のダイヤルの数で、おばあさんは番号を忘れてしまい、夫にもらった櫛を取り出せないことで失意からボケていたようです。
櫛を取り出したおばあさんは髪を整えると、キビキビと動き始めました。
夕食を食べていくように勧められますが、みこは家族が待っているからと断ります。
おばあさんと亡き夫の姿を見て、思うところだあったのでしょう。
そんなみこにおじいさんの霊が礼を伝えて後半も終了。
しかし、Cパートで衝撃的な展開が。
以前、ドーナツ屋の横で霊を捕食する化け物がいましたが、相変わらず並んだ霊を食べています。
それを見ていたみこは、その化け物におじいさんの霊が食べられているところを見てしまうという台無しなオチでした。
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