第5話『妄想の住人が騒ぎ迫る』
アバンは連れ出した山添うきが病院へと帰りたがるシーンからですが、オープニング後は場面転換。
どちらもフリージアの中のようですが、拓瑠たちと久野里が話しているところへ雛絵がやってきます。
拓瑠が能力者であるギガロマニアックスなのかを確認するため、久野里が呼び出したらしい。
拓瑠をギガロマニアックスだと断言する雛絵を問いただすと、自分がこうなって欲しいと思ったところで特別なことが起こることに思い当たる節があるはずと答える。
実際、例としてラブホテルや病院に侵入したときのことをあげてきます。
もっとも、そのどちらも世莉架が一緒にいるので、本当はどちらかわからないんですけどね。伊藤はラブホテルの時にはいないので、除外されますが。
そして、雛絵自身ある能力の持ち主だとも告げられる。
それでも納得できない拓瑠に久野里が説明を続ける。
内容を簡単にまとめると、ギガロマニアックスは端末を用いることで『ディラックの海』と呼ばれる負のエネルギーがつまった真空に干渉して、負のエネルギーを取り出せる。
そして、それによって生まれた粒子と反粒子が周囲の人間の脳に影響を与え、ギガロマニアックスの妄想を現実として共通認識にさせることが出来る。
さらに幻覚と違い、共通認識となった妄想は、物理現象まで捻じ曲げてしまう危険なものであるらしい。
再びうきたちの方に移るんですが、夕方になってもいまだに帰してくださいしか言ってません。
まあ、なんの役にも立たないので帰すことになるんですが、映像に変なエフェクトがかかります。
うきが能力を使ったようなんですが、どういう能力なのかさっぱりです。帰すように誘導したのかとも思ったんですが、先に帰そうとしてたので、よくわかりませんでした。
百瀬が車に乗せる時もそのままの映像でしたし、なんなんでしょうね。
夜になって、拓瑠のもとを訪れる世莉架。乃々の見舞いで何かを見せられているんですが、拓瑠に乃々へ会いに行くように促します。
ひとりで乃々の住む青葉寮に向かう拓瑠は『力士シール』を見て苦しみ出す。同じく苦しんでうずくまっている雛絵を発見。
明らかに街中の『力士シール』が増えています。
拓瑠の父親代わりである佐久間の経営する青葉病院に向かおうとすると、人影が近寄ってくる。
どう見ても怪しい人物で、雛絵が能力者だと告げると、その女は炎を使って襲い掛かってくる。
どうやらパイロキネシスの能力者らしく、雛絵はなんとか炎を剣で吹き飛ばしているが、拓瑠はなす術がない。
しかし、死にたくないと思った瞬間、何かが出現し、炎を女に打ち返す。
すると、女は睨みつけた後、立ち去っていくという謎展開。拓瑠のディソード発動が目的だったんですかね。
イベント発生後、青葉病院に着いたふたりが着替えをすませると、起き出していた乃々と鉢合わせ。
怪我をしているふたりを見て、乃々は自分が知っていることを話し、自分も事件のことを知るべきだと言う。
そして、AH東京総合病院に地下があることを知っていたこと。人体実験を受けていた南沢泉理は友達だったことを告げます。
ちなみにスマホの画像では、川原も映ってます。
乃々の態度に雛絵が伝えていいのか確認をすると、逆に悪い奴ではないと思っているけど、大事な人が死んだりしないかと尋ねられる。
その問いに対し、雛絵は味方と思っていいと答えるのだった。
その頃、刑事の神成が単身AH東京総合病院に潜入中。何故か施設内はまっくらな上、誰もいません。
何か確信を得た様子の神成に百瀬から電話が。何故かうきがいなくなったとか言っています。
自分で送っていったはずなのに、わけがわかりません。やっぱりうきの能力は、意識を誘導する能力とかだったのかも。
会話を続けながら、暗い施設内を歩いていた神成は、暗がりでみんながいないことを嘆くうきを見つけたところで次回へ。
猟奇サスペンスと異能SFが入り乱れてきた感じですが、中盤は専門的な設定の説明に大半が割かれそうな気がしますね。
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